無口な少女とおしゃべりなマリオネットのうた

良くお聞き 明日が何の日か知っているかい

お前がうちに来て五年になる

今まで良く仕えてくれた さあ,何でも欲しいものを一つお言い

 

うつむいた少女は小さな声で 「マリオネットが欲しい」と言った

 

鎮魂歌を歌おう 赤く澄み渡る詩を

続いてゆく歌詞を 創るのはマリオネット

空をゆく鳥が 休めた赤い翼

地をゆく獣の後に 残る赤い足跡

 

少女の操るマリオネット 軽やかに踏むステップと

その口から綴られるのは 慰めと言う名の戯言(ことばあそび)